2013年4月10日水曜日

時間はまっすぐに進んでいるのか





現在、時間は過去から未来へとまっすぐに進んでいると考えられています。
その中に私達が存在し、皆に平等に同じだけの時間があると思われています。

本当でしょうか。

昔、地球は平らだと考えられていました。
皆そのように信じていましたし、疑問を持つ人のほうが少なかったでしょう。
しかし、地球は丸かった。今は多くの人が、地球は丸いと信じています。

地球は本当に丸いのでしょうか。

それはまだ分かりません。私達の意識は、未知の領域を含んでいます。その未知の領域が
開拓された時、地球はもっと別の姿で私たちの前に現れるかもしれません。

私はこれまでの多くの体験から、時間はまっすぐに一様に進んでいるわけではないと考えるようになりました。そして、時間の流れ方と意識の状態が相関関係にあるということを信じています。時間は、今私たちが考えているより複雑な構造をしており、意識と密接なつながりを保ちながら存在しているのだと思います。私たちは意識の状態を変えていくほんの少しの工夫で、今の直線的な時間の概念から離れることができます。

この変化を体験する方法はシンプルです。時間とより深く繋がって、より長く単位時間の中にとどまる意識状態に踏み込んでいくことによって、時間の概念は変化し、時間がより複雑で緻密な要素の集合であることが感じられます。

この方法で普段と違った時間の中に入ることで、懐かしい体験や全く新しい体験がもたらされるかもしれません。何れにしても、とても興味深い体験になるだろうと思います。

時間の感覚の変化という意味では、専門分野で活躍する人は、通常とは違った時間軸の中で実力を発揮するということを日常的に行なっていると考えられます。スポーツマンや、ミュージシャンなどは、パフォーマンスがピークに達した時、多くの場合、時間の感覚が変化する体験をします。交通事故にあった時もそのような感覚になることがあると聞きます。このように専門家が感じる時間的感覚の変化や、事故に遭った時に突然周りがスローモーションになるようなことも、意識の状態が変わって、時間の捉え方が変わることによって最終的に現実にその影響が及びうるような現象だと思います。

ロータス8で開催しているワークショップでは、この時間の感覚の変化を取り入れて、より効率的に気功や瞑想、セラピーを学べるようにしていきます。

今年は、コアフローセラピーのラーニングクラスも開催していきますが、そのクラスの中でも、はじめに時間の感覚を変化させてから内容に入ります。このことで、参加者全員がより柔軟な時間軸の中に身をおくことができるようになり、技術の習得にも多くのメリットがもたらされます。

この感覚、この意識の状態を理解し習得すると、日常生活のさまざまな活動において応用することが可能です。なにかの理由でとても急いでいる時にこの感覚を使うと、ほんとうの意味で急ぐことができます。ちょっと不思議な、人生の息抜きにオススメの体験です。









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