2013年8月20日火曜日

サプリメント摂ってみました



10年くらい前はビタミン類の錠剤や、液体の植物性ミネラルなどを飲んだりしていましたが、数年前から全く摂らなくなっていたサプリメント。この夏に杏林予防医学研究所の山田豊文先生の講義をきいてから、もう一度、認識を改めて摂ってみようという気になりました。

山田先生が特に摂ることを勧めていたのがマグネシウムと亜鉛です。マグネシウムは食物から摂るのが理想ですが現在の農法ではマグネシウムが少なくなりがちだそうで、ただでさえ体内に取り入れにくいミネラルなので、不足することがとても多いとのこと。窒素、リン、カリウムを化学肥料として土壌に加えてきたことによって野菜や畜産物に含まれる栄養素や微量ミネラルのバランスが著しく変化しているのはよく知られていますが、マグネシウムがそんなに足りないことになっているとは驚きでした。

マグネシウムは体内のカルシウム量を調整する役割がありますが、吸収されにくいため、適量を摂り続ける必要があるそうです。骨を強く保つのにもマグネシウムは必須の栄養素なので、それを経口で摂ってみることにしました。

亜鉛もまた、体内で足りなくなりやすいミネラルだそうです。亜鉛の欠乏により味蕾の働きが低下して味覚が鈍るということがよく言われますが、放射性物質の排出にも関わっているそうなので、足りなくならないように十分な供給を確保することが重要だそうです。また、亜鉛はDNAを作る際の材料となる物質なので、細胞を新しく生成するのに欠かせないミネラルでもあります。

まず、杏林予防医学研究所でマグネシウムスプレーと亜鉛酵母を購入して一ヶ月あまり飲んでみました。それまでも特に体調が悪いということもなかったのですが、飲み始めて1週間で体調はさらに良くなって、良い状態が安定するようになりました。

4週間すると体調が著しく改善し、この半年間で初めてゼロ睡眠と極小食で丸二日間過ごすことが出来ました。ゼロ睡眠とは、全く眠らずに過ごすことで、バイタリティに溢れ、体調のとても良い時、なおかつ心が落ち着いて精神活動が充実している時にそのような状態になります。この意識の状態になると、食事の量がごく僅かになり、果実を少しと穀物を一口、あとは水だけ、というような献立で一日すごす事になります。睡眠を我慢するわけでもなく、食事を制限するわけでもなく、ただ活動を続けていくと自然にその状態になるのです。

一ヶ月でかなり良好な結果が得られたので、マグネシウムと亜鉛のセットにタウリンも加えることにしました。いつも食品やお茶などを購入しているiHerbでタウリンを探し、ベジカプセル入りのものがあったのでそれを購入。加えてマグネシウムと亜鉛の錠剤も別の会社の製品を求めました。

アメリカのサプリメントなので予想通りの大きさでした。マルチビタミンなどを飲んでいた時を懐かしみながら、ここ10日ほどは新しい組み合わせでマグネシウムと亜鉛、そしてタウリンを飲んでいます。体調はよく、意識もクリアなので、当面はこれで行こうと思います。

タウリンは、胆汁酸の分泌を促進し、肝機能を強化する効果があると言われています。今年は、肝に注目していることもあり、そのデトックスや機能の強化を目指しているので、タウリンはこの時期に摂るのに良いと判断しました。タウリンが多く含まれている食物は、牡蠣、イカ、タコ、エビ、ホタテと、どれも私がここ15年食べていないものばかりですので、そういった意味でも、サプリメントで補給するのが良かったのかもしれません。

サプリメントの摂取で気になるのが、摂り過ぎや副作用です。亜鉛とタウリンの摂取については、多すぎる分は排出されてしまい、特に副作用もなく、問題ないようです。マグネシウムは腎臓の機能が低下している場合には、体内に必要量以上のマグネシウムが残留してしまう可能性があるので注意が必要とのことです。あとは、ジギタリス製剤を服用している時にマグネシウムを摂取するとジギタリスの吸収が減じられるということがあるそうです。

後は、このセットをいつまで飲み続けるのかということです。体調は、意識の状態によって変化します。良い状態で安定すると、それを意識が記憶して、その良い状態を現実化させようと意識が働くようになります。それがうまく働けば、サプリメントを摂らなくても、同じような良い状態を維持することができるでしょう。これから先、何ヶ月飲み続けるのかは、まだわかりませんが、除々に量を減らしていったり、意識を調整して飲まずにその状態を得られるようにしていきたいと思います。