2014年1月6日月曜日

紀元2674年(西暦2014年)の展望



あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いします。


紀元2674年の展望を記します。今年は皇紀でいうと2674年にあたります。普段は皇紀を使って生活しているわけではないのですが、時折、「神武天皇が国をおつくりになられてから2670年もたつのだな」と、感慨深い気持ちになります。思想云々でなく、先祖に敬意を表するために、また今ある日本の平和に感謝を捧げるために、今年一年の展望を皇紀により記したいと思います。


紀元2672年(西暦2012年)、紀元2673年(西暦2013年)は多くの人にとって特別な年となりました。「これから世界が変わるかもしれない」と感じるような出来事があったという方も多いかもしれません。去年は特に、「始まりの始まり」と呼べるような年で、様々なことが芽吹いたり、大きく成長する準備をしたり、という一年でした。その特徴を、二年前にさかのぼってお伝えしたいと思います。

紀元2672年(西暦2012年)の終わり頃まで、私たちの世界は一直線の時間軸の中で生活を続けていました。直線的な時間は、私たちの意識が形作る鋳型のようなものです。その鋳型に基づいて現実が形成され、私たちはその現実に沿って生活してきました。つまり、過去と現在が厳密につながった世界を私たちの意識が作り出してその中で生きてきたということです。

紀元2673年(西暦2013年)になって、その直線的な時間の概念がほぐれ始めました。直線的な時間を形成していた鋳型は姿を消し、私たちは自分の好みの時間の概念を構築することが可能になりました。それがきっかけとなって、私たちは自分の思い思いのタイミングと手順で自分の人生のプロセスを進めていけるようになりました。

去年は、今まで瓶の底に沈んで動かなかったような様々な事柄がかき混ぜられて、思いもよらぬ模様が出てきたり、沈殿物が舞い上がって目の前が見えなくなったり、あるいは突然視界が開けていろんな事が明らかになるような一年でした。物事が意外な方向性に進んだり、過去の未解決の出来事を解消する着地点が見えてきたり、本当の自分らしさを垣間見たりするような時期だったと思います。いろんな体験を通じてだんだんと自分自身のフィールドが明らかになってくる、そんな一年でした。

紀元2674年(西暦2014年)は、しっかりと自分の本来のあり方を見据える年、また、自分のやりたいことをどんどん進めていく年になるでしょう。去年一年間で経験したこと、やってきたことは自分の潜在的な能力と関わりがあったり、自分らしさを発揮するために必要なデトックスのようなプロセスだったかもしれません。今年は、それらがきっかけとなって生じた変化が自分の奥深くに根付き、それを外界との関わりの中で表現して、さらに安定した状態に持っていく時期になるでしょう。

直線的な時間の流れはいっそう弱まるので、不思議な体験をしたり、別の世界に行って戻ってくるというような体験をする人も増えてきます。別の世界、並行宇宙はこれまでも今もずっと存在していますが、これまでの時間の概念がシフトすることで、異次元間の移動がより簡単に行われるようになるのです。この現象については、まだ詳しく解明されていない部分がありますから、たとえこのような体験をしても、どこからも納得のいく説明が得られないかもしれません。しかし、たとえその現象を理論的に理解できなくても、その体験に感謝をすることで、自分自身の人生におけるプロセスは大きく前進することになるでしょう。

今年は、「人は常に今を選択している」というフレーズが、より現実味を帯びてくる一年でもあります。選択することで、今の世界に存在しているということがよりはっきりと認識されるような出来事が多く起きるでしょう。そして、自らの選択を変えることで、世界を変えることができるということも、多くの人にとって明らかな事実となってくるでしょう。

特に今年の後半には、これまでの常識が覆されるようなこともあるかもしれません。それは、新たな可能性の一つとして提示されていますが、大切なことは、そのようなことが実現することで、そうでない現実が消滅するということではなく、可能性の一つとしてすべての選択肢が、あるいは別の選択によって導かれる幾千もの宇宙が同時に存在し続けるということです。

これは、可能性が広がることで自由が多くなるということでもありますし、多様性の表れであり、人間一人一人が許容する世界の広がりでもあります。二元的なマインドはどちらかを消去しようとするかもしれませんが、そこをぐっとこらえて、両方に存在するスペースを与えた上で、自分自身の本来の選択をし続ければ、自分の心的な領域が広がり、さらにそこで自由な選択をするという素晴らしい体験を得る機会となります。

2月、そして3月は、物事が加速して起きる時期です。そのためにも、1月中は身支度をととのえておくとよいでしょう。その後、4月、5月はややゆっくりになり、夏頃からスピード感が戻ってさらに加速していきます。

今年は、流れがゆっくりしているときには自分自身の身の回りを整理していくのがお勧めです。大きく物事が動くときにその流れに軽々と身を任せる事ができるようになるからです。

夏以降、特に9月からは前半で起きた流れが定着する時期になるでしょう。世界的にさまざまな情報が公開される時期でもあります。その中には驚くべきものもあるかもしれませんが、あまりそうした事柄ばかりに気をとられずに自分の事に注力することで、流れに乗って上昇していく運気を維持することができます。

今年は非常に面白い一年になります。今後何年かの方向性が定まる年になりますから、これまであたためてきたことを思い切って始めるなど、新しいことに挑戦するのによいでしょう。

皆さまにとって素晴らしい一年になりますことを心から願っています。


紀元2674年1月吉日

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